東京上野毛商會とは

日本の古き良き神輿文化守る

東京上野毛商會では日本の古き良き神輿文化を守るために、私は次の3つの実現を目指します。
情報を発信することで抱えている課題が解決に至る仕組み
自分たちの課題に諦めずに、自己責任で解決を目指す姿勢
神輿文化の社会的な浸透

神輿文化の抱える課題・背景

情報を発信することで抱えている課題が解決に至る仕組みが必要な理由

ビジネスの世界では、例えばヒト、モノ、カネの動きを分析していかに利益を増やすかを追求します。この”利益”によって事業は継続される構造になっています。“利益”がない企業はいずれ財政破綻し、事業の撤退や倒産を余儀なくされるでしょう。
神輿や祭りについても継続の仕組み自体は同様と言えますが、大きく違う部分がひとつあります。それはビジネスではないということです。
神輿や祭りを行うにしても、神輿自体の修繕費だったり、祭り当日の提灯や電飾の設置、休憩所の準備など、当然無料で用意できるわけではありません。これらは地域住民の気持ちから、奉納というかたちでお金を集めています。
※助成金や補助金の申請については金額の上限が定められているため、一定額以上の維持費については各団体にて責任を持つ必要があるのが実情です。

奉納の仕組み

みなさんはそもそも奉納というものの仕組みをご存じでしょうか?
私は約10年前から神輿を担いでいますが、奉納をしたのは去年が初めてでした。そもそも奉納を自分がしていいのかわからなかったり、どうやって奉納するのかがわからなかったり、奉納する意義も感じていませんでした。
結論から言うと奉納は誰でもできます。いくらからといった制約もありません。募金と同じです。共感する思いがあればその思いの分だけ奉納すればいいんです。
じゃあ、どうすれば奉納できるのか。
お祭り当日に奉納受付を行っているので、直接お渡しください。
「…え、どこに?いつ?」
そう思われても仕方がありません。まじでわかりづらいんです。
神輿・祭りを継続するためにもっとも重要とも思えるこの奉納の仕組み、初めての人にはめちゃくちゃハードルが高いんです。実際、新規で奉納をして下さる方は本当に稀で、現在の奉納者が高齢傾向にあることから年々奉納金自体が縮小傾向にあることは、もはや起こるべくして起きています。

では神輿や祭りで資金がショートした場合にどうするか?結局は運営を行う各神輿会の役員や地域住民が有志で資金を補填します。神輿・祭りの実施について、運営や参加者の趣味と定義するのであれば正しい姿なのかもしれません。

神輿文化の社会的な浸透が必要な理由

私が感じる神輿の課題はもう一つあります。それは「神輿の素晴らしさを経験できる機会が少ない」という点です。
神輿の存在は知っていても参加したことのある人は日本人でさえ多くありません。私の住む上野毛という町の人口はおよそ13,000名ですが、神輿の担ぎ手は毎年130~150名程です。担ぎ手は毎年大きく変わることもないため、担ぎ手だけの数で言えばおよそ99%の人が神輿を担いだことがないことになります。また神輿や祭りの資金元となる奉納者についても100名前後となっており、町全体の1%に満たない方々の寄付で成り立っています。
日本人だけで見ても全体の99%に近い数の人々にとって、神輿というものは自分とは関係のないところにあると考えられているのでしょう。
神輿会役員になると大晦日から元旦にかけての神社境内の警備や餅つき大会や子供祭りといった地域行事においても参加するため、1年中神輿会の役割を実感することが多いです。しかしながら通常は年に1回の神輿当日に、特定の時間に特定の巡行路でたまたま見かけなければ、神輿の存在にすら気付かないかもしれません。
これでは神輿について改めて考えるきっかけも滅多にないでしょう。

自分たちの課題に諦めずに、自己責任で解決を目指す姿勢が必要な理由

おそらく全国の神輿会の諸先輩方にも共通して言えることかと思いますが、何十年と黙々と運営に徹してこられた神輿会の先輩方について、苦しい時に音を上げる人はいません。他人に頼らず自分たちで解決を目指す姿勢は本当に格好いいし、尊敬しています。
私はこの姿勢自体も神輿文化のひとつだと捉えています。
これは神輿に参加することでその一端に触れることができます。神輿を担ぐのは重いし痛いし大変です。でも、神輿を担いでて「痛い」とか「疲れた」とかネガティブなことばっかり言うやつは格好悪いんです。大変な中でも苦しい素振りを一切見せずに笑顔で担ぎ切るのが”粋”なんです。将来私たちの生活の中に神輿という文化がただ残るだけでなく、先輩方のように地域の伝統について真剣に考え、責任を果たそうとする人が少しでも増える、そんな”粋”な社会を実現したいです。

何ができるのか

この事業では製品を買うとその売り上げの10%を指定の神輿会・祭り団体へ奉納できる仕組みを提供します。ECサイトを通じて世界中のどこからでも、あなたの都合のいいタイミングで、好きな団体へ奉納できるようになります。当然住んでいる近くの団体を指定して奉納いただいてもいいですし、情報を発信している特定の団体に共感したらその団体を選択してもいいんです。この仕組みは世界中の人を対象にしているので、特定の地域に所縁のない方でも自由に選択していただけます。
この事業に登録している神輿会・祭り団体についても、ただ登録しているだけではなく自分たちで知ってもらう努力をしなければ共感してもらうことはできないかもしれません。でも逆に言えば、発信すれば自分たちの抱える課題に直接取り組むことができるようになっています。
神輿を担いでいないあなたも、商品を購入するに至らなくても、SNS上でいいねやシェアすることで、情報発信における役割を担うことができます。
もしあなたがこの製品を着て街を歩くことがあれば、あなたの着る鯉口シャツ自体が媒体となって、街ですれ違う人たちが神輿について気が付くきっかけになることを期待しています。
※ECサイトの公開は2020年7月以降を予定しております。また、現在指定できる団体は上野毛神輿会のみとなっております。登録団体の拡大について詳細が決まりましたら、当サイトや各種SNSアカウントからお知らせ致します。

お神輿の魅力とは

私は20歳のときに神輿を担ぐ人達の格好良さに魅かれ、東京の上野毛という町で1年に1度神輿を担いできました。外から見た彼らの姿に”粋”を感じたのです。
神輿を担ぐためには、私たちは祭り衣装である鯉口シャツに身を包みます。祭り衣装を身に纏うと、かつて感じたあの”粋”を自分も体現できているかのような、そんな自信が湧いてきます。
私は神輿の日が1年で1番格好良くなれる日だと思っています。
昔はこの鯉口シャツを仕事着、肌着として着用していた人もいましたが、今では祭り以外の用途で着ることは少なくなりました。
デニムパンツと併せてカジュアルに着ることもできれば、スラックスと併せてフォーマルな装いにも対応できます。
日本の伝統文化を海外の人にも触れてもらえるように、”Made in Japan”にこだわって製造しています。
世界中のすべての人にとって「毎日が一番格好良い日になるように」、そんな思いでこの製品を開発しました。